お月様の本

暗いお話です。口に出せない思いを文字へ。

そうあるべきことは、やがてそうなっていくだろう。故に問う

「幸せとは何か?」

その質問に、貴方は答えられるだろうか
"幸せ"とは、明確な定義がない為に言葉にするのはとても難しく、
それこそ答えは無数にあるのかもしれない。

ある人は言うだろう
"愛する人と共にいること"
では、子どもは"幸せ"になれないのか?
こんなこと誰にでもわかる。
子どもには、人にはそれぞれの"幸せ"があり、誰かの"幸せ"とは違うということ。

でもこれは定義的なものであって、"幸せ"を説明できるものではない。

それを貴方に質問するとしよう。
何て答えるだろうか?

"お菓子を食べること"
“遊ぶこと"
“寝ること"
"お金を貰うこと"

答えに正解はない
故に不正解もない

いつか科学が華々しいほど発達し、
「幸せとは何か?」
この質問、或いは疑問の"答え"を説明できる時が来るかもしれない。

だがそれは果たして、貴方にとって幸せと呼べるのだろうか?

私は思うのだ
本当に大切なものは、言葉になどできない。

それでいいのだと、思っている。



さあ、それでは、改めて問おう。
"幸せ"とは、何だと思う?